ペットブームと言われながら、久しく時が経っています。
すでにペットの家族化が進み、わが子のようにかわいがっている人がいることでしょう。とりわけ、犬に関しては、お馴染みのペットであり、独身の身であっても、ワンルームで犬と同居している人が、数多くいるかもしれません。
しかし、人にも寿命があれば、犬にも寿命があります。
いずれは、別れ別れになってしまいます。
だからこそ、できるだけ健康であり続けて欲しいと思うのが、一般的な飼い主の気持ちではないでしょうか?では、どのようにすれば、犬の健康を維持できるのでしょか?
予防接種を忘れない
まず、犬にとって怖い病気があります。
代表的なものが狂犬病です。
これは人畜共通病とも言われ、人にも感染します。
日本国内では、何十年も発症していないといわれていますが、海外では、今でも狂犬病に罹患することもあります。
このため、日本国内で犬を飼うのであれば、狂犬病予防接種が義務化されています。
また、フィラリア症も代表的な病気です。
蚊を媒介にし、犬に感染する病気であり、血管内でフィラリアの幼虫が生まれ、成虫になると心臓にまで達する病気です。
犬特有の病気であるため、予防接種が義務化されていませんが、健康維持のためにも、ほとんど義務に近い予防接種と言えます。
さらに、ジステンパーやレフトスピラ症などがあり、混合ワクチンとして、任意の予防接種が可能となっています。
フィラリア 薬でしっかり予防してください。
楽しい散歩も気をつける
また、犬の健康といえば、散歩を挙げることができます。
犬との生活といえば、散歩が連想され、飼い主の中には、自分が楽しんでいる人もいるかもしれません。
しかし、楽しい散歩でも、気をつけるべきことがあります。
たとえば、野原などで遊ぶと、ノミやダニに感染する危険性があります。
予防薬として、フロントラインが有名であり、動物病院で入手することもできます。
あるいは、犬が散歩中に草を食べることも、注意が必要です。
緑黄色野菜は大事だ、と言って、食べさせたままにしておくと、嘔吐を繰り返すようになり、内臓を傷めることになります。
上記のように、犬の飼い主であれば、十分気をつけるべき点があります。
お馴染みのペットとして猫がいますが、猫の良さはあまり面倒を掛けずに飼えることです。
もちろん、猫には猫特有の予防接種などがありますが、単独動物であり、飼い主との関係は、パートナーに近いものでしょう。
しかし、犬は集団動物であり、群れを好みます。
飼い主との主従関係が重要であり、言ってしまえば、面倒を掛けるのが犬の良さでもあります。
もし上で述べたことが面倒であり、自分ではしたくないということであれば、犬を飼わない方がベストでしょう。
面倒を掛けるからこそ、飼い主としての喜びもあります。
しかも、それは犬の健康にも関係します。
ここでお話することで、少しでもお役に立てれば、とも思っています。